ようこそ、プロタイムズ厚木店のホームページへ
株式会社サンエキの山口寿夫と申します。
私はこの地域で生まれ、育ち、三代に渡って仕事をさせて頂いております。
3年前に塗りかえたばかりなのに塗装が剥げてきちゃったんだけど、見てくれない?
施工をさせていただく前に、近隣の方へご挨拶に行った際、このようなご相談を受けることもしばしばです。もちろん、私たちの会社では、そのようなことが無いよう細心の注意を払っております。
しかし、塗装業界に従事する人間として、たいへんお恥ずかしい話なんですが、
塗装業界は非常にトラブルが多くあり、なかなか無くなりません。
では、なぜ外壁塗装のトラブルがなくならないのか?
私なりに考えてみました。
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外壁塗装のトラブルは、塗ってしばらく経ってから発生します。
塗装の仕上がりだけしか考えず、必要以上に塗料を薄めて塗ったり、3回重ね塗りをするところを2回しか塗らなかったり、作業時間を縮めるために塗料が乾かないうちに次の塗料を塗ったりし、時間がたたないと分からないのです。
(塗料には、メーカーが指定したルール(塗布量や乾燥時間など)を守らないと、ちゃんとした塗装をしないといけません)
私たちプロの目から見ても、塗った直後には手抜き工事かどうか判断がつかないレベルなのです。
だからと言って、施工中ずっと職人さんの作業を監視するというのも現実的ではありません。
施工する会社がちゃんと管理しているか、また施工する人の誠実さによって仕上がりが変わってきてしまうのです。
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同じ工事を頼むんだったら、できるだけ安いところに頼みたい。
お客様がそのように考えるのは当然のことなんですが、安さを求めすぎると工事品質まで
悪くなってしまいます。
業者として売上は欲しい。でも、安く受注すると利益が残らない。手抜き工事をしてもすぐには分からない。
だとしたら…。という状況に陥りがちなのです。
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外壁塗装は、住まいをきれいに長持ちさせるためにするものです。
紫外線や風雨にさらされる住まいは、シーリングと呼ばれる外壁のつなぎ目を埋めるところが劣化したり、外壁そのものがひび割れてしまったりして、雨水が建物の内部に侵入すると、建物が傷んでしまいます。
建物の劣化状況を把握していないまま、見た目の塗装だけしても、後々でトラブルの原因となってしまうのです。
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万が一、トラブルがあったときにすぐ駆けつけることができるか?
会社の売上のことだけを考えると、施工エリアは広げた方がいいのかもしれませんが、お客様に安心して塗装工事をご依頼いただくためには、むやみに施工エリアを広げるべきではないと考えています。私や私どもの従業員が生活するエリアで塗装工事をさせていただくのは、いい意味でプレッシャーもあります。どこかで顔を合わせたり、共通の知人がいたりすることもある訳ですから、お客様にやって良かったと言われる仕事がしたいです。
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住まいをきれいに長持ちさせるためには、屋根や外壁の塗装をするだけではありません。お住まいの素材や劣化状況などにあった塗装やメンテナンスが欠かせません。
雨漏りが発生していたら、その原因を特定して補修するだけではなく、建物そのものが傷んでいないかを考えて対処が必要です。
外壁を塗っておしまい、ではなく、私たちは大切なお住まいを守る会社として、塗装後のアフターサービスや住まい全体のメンテナンスコストが下げられるようなご提案をしています。 -
他の業界と同じように、塗装業界においても、技術革新は日々進んでいます。
10年前には考えられなかったような、20年も長持ちするような高耐久塗料だけではありません。断熱性や防水性に優れた塗料、汚れがつきにくい塗料など、さまざまな新製品が登場しています。
私たちは、全国組織であるため、最新の技術や知識、失敗事例などの勉強会に定期的に参加し、お客様に最新の塗装サービスをご提供しています。また、高機能塗料によっては、気温や湿度、塗り方など仕様どおりに施工しないと、その機能を発揮しないものが多くあります。実際に施工を担当する、塗装職人さんに対しても、勉強会を行うことで、施工技術の向上に取り組んでいます。
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外壁塗装の場合、価格の安さにこだわりすぎると「安物買いの銭失い」にもなりかねません。私どもは、お客様満足のために『適正価格』にこだわっています。
塗装工事の場合、価格の内訳は左図のとおりです。
会社を将来的に維持存続したり、お客様へのアフターサービスをしたりするためには、適切な会社の利益を確保する必要があります。
また、外壁塗装は、職人さんが手作業で行うものなので、手抜き工事をせず、工事品質を保つためには、適切な人件費は必要です。
しかし、原価となる部分は、できるだけ安く仕入れるべきだと考えています。共同で商品を仕入れるようにしたり、業者さんと定期的に価格交渉を行ったりして、企業努力を続けています。